DISCOへGO

おっさんDJのDISCO入門、80年代音楽の解説

サーファーDISCO(サーファー系イベント)

80年代の前半は”サーファーDISCO”が全盛期でしたね。

また、最近ではサーファー系イベントってよく聞くでしょ?

(当時はサーファーDISCOとは言わなかったですよ、後になってから言われ始めたのね)

新宿のDISCO地帯(東亜会館、ゼノン、ニューヨーク)ではほとんどじゃないかな?

 

ではサーファーDISCOやサーファー系とは何でしょう?

 

はい、だいたい2つの特徴があると思います。

1、着ている服がサーファーっぽい

2、かかってる曲がサーファーっぽい

当時は”本当のサーファー”(実際に海でサーフィンをやっている人)

と、”丘サーファー”(サーファーのカッコをしてるだけ)の二種類でした。

いずれにしても、当時の流行や主流はサーファーブランドの服や

前項にも触れた、ホップサックやエンジェルフライト、デッキシューズでしたので

そういった服を着てると、サーフィンをやってるか、やってないかを問わずに

みんなサーファーに見えたんだよね。

(余談ですが自家用車は赤いファミリアでルーフキャリアにサーフボードみたいな)

で、そういう人たちが大勢で踊ってるから”サーファーDISCO”なワケ。

とうぜん、そうじゃない人たちは(パンク系の方とか)つばき系だったりね。

 

2つ目は曲なんだけど、当時流行りのDISCOミュージックは

黒人が演奏するブラックミュージックが大半(もちろん白人もいます)でした。

MTVでは白人の演奏するPOPやロックがありましたがDISCOでは

流行りませんでした。

そのころのDISCOミュージックはブラック、ラップをはじめ、モータウン系だったり、

ニューヨーク系(ニューヨークファンク)だったり、ロックなんかはあまりかからなかったですね。

 

で、そのころ(主に79年~83年くらい)に良くかかった曲が

あとになってサーファー系と呼ばれてるんです

(もちろん他の曲もありましたが、サーファー系以外の他のDISCOでしたね)

個人的にみてみるとやはり”おしゃれな、さわやかな”曲がたくさんありますね。

 

後に紹介する曲は大半サーファー系です。

おたのしみに。