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おっさんDJのDISCO入門、80年代音楽の解説

チークタイムの話し

 

80年代のDISCOには”チークタイム”というのがありました。

英語で訳すと”チーク”頬を合わせて、寄せて、踊るダンスですね。

つか、そこまでは密着しない場合が多いのですが(笑)

ハグしながら、リズムにのらないで、ゆらゆら、だらだら、したり、

じっとして囁いたりするタイムなんですね。ま、ハグタイムですね。

 

だいたい8時半から9時くらいの第一次盛り上がりタイムでフロアが

マンパンになってその曲が終わると急に照明が暗くなって、

スローな曲が流れるんです。

そうすると、いままで踊っていた人や、じっと女性を品定めしていたメンズが

いっせいにアクションを開始し、待っていたり、そうでなかったりする女性を

”一緒におどろうよ!”とか、”チークいこうよ”とかいってナンパするんです、

いまでは考えられないんですが、初対面のナンパでいきなりハグです。

ま、DISCOに行くイコールそういうタイムあるのも承知だったし、

男性も(女性も?)期待してたんですね。

みんな、当たり前のように踊ってましたよ。

で、現在のイベントでチークタイムをやるんですが、男性もなかなか

進んで踊らないです(ナンパしないですね)チャンスなのにな~・・と

思いますけどね(笑)みんなシャイになっちゃいます。

 

ここでは、そんなチークタイムの曲を紹介しますが、

実際にやってみると、いくらスローな曲でもBPMが80以上くらいで、

リズム(ドラムが)しっかりしちゃってると適さないんですね。

なんだか、ゆらゆらしないでリズムを取りたくなっちゃって、

社交ダンスみたいになっちゃうのよ、これが(笑)

では、私がいままで使ったことのあるものだけ何曲か紹介しときます。

(こちらもたくさんありすぎてキリがないので少しだけ)

 

以下、紹介する70年代の”メリー・ジェーン”は

70年イベント以外ではあまりかけませんね・・

(昔は定番だったらしいですが、今ではなんだか

スナックの閉店ソングになっちゃうし)

また、”青い影”なんかも55歳以上の紳士淑女には定番なんですが

今ではあまり使いませんね。(70年代イベでは盛り上がります)

そして”アイム・ノット・イン・ラブ”や”トゥルー”なんかは今だに定番です。

では、どうぞお楽しみください。

 

1,  GREATEST LOVE OF ALL / WHITNEY HOUSTON 65.5bpm(1986)


【DISCO用】 GREATEST LOVE OF ALL / WHITNEY HOUSTON

 

2,  I NEED YOU / MAURICE WHITE 77.5bpm(1985)


【DISCO用】 I NEED YOU / MAURICE WHITE

 

3,  I MISS YOU / KLYMAXX (1984) 70bpm


【DISCO用】 I MISS YOU / KLYMAXX

 

4,  MAKE IT LIKE IT WAS / REGINA BELLE 68.5bpm (1989)


【DISCO用】 MAKE IT LIKE IT WAS / REGINA BELLE

 

※BPMは手打ち計測のため誤差があります。 (目安です)
※画像ジャケと曲が違う場合があります(イメージです)
12インチ版やリミックスやロングバージョンが
アップされている場合があります

チーク(パート2)につづきます!